ご家庭での焼き杉加工

とみぃ

2020年04月26日 21:37

少なくともGW過ぎるまでは私も完全自粛モードなので、ヒマがあれば軽バンを仕上げ中。
もっとワイルドに!もっと独自仕様に!したいなぁ……と思ってますがお財布事情のせいでコストはあまりかけられません。

さて。
私はDIYの時によく焼き杉加工した板を使っているのですが、

それもお金(と手間)をかけたくない!という理由からでした。

こういう野地板みたいな板は安いのですが、

表面を磨いて塗装するのは本当に手間です。

でも、焼いてしまえば磨きも塗装も不要!時間もそれほどかかりません。
今回はそんな焼き杉加工の方法をご案内いたします。

※あくまで私の「DIY向け」の簡単なやり方ですし、ましてや外壁用の手法とはまったく違いますのでご注意ください。
※煙はわずかに出ますので集合住宅のベランダ等で作業する場合は充分お気を付けください。

使用するのはこんなよくあるCB缶バーナー。

ねじ込み式ボンベタイプは少し火力強くて良いのですが、別に普通のCB缶タイプでも大丈夫。
どちらにしてもガスの残量が少なくなると急激に火力落ちますので、少し残っていても早めに交換したほうがおすすめです。

実際の焼き方ですが

ムラにならないよう、細かく動かしながら焼いていきます。

焼き具合で仕上がりの表情がまったく変わります。

民芸品小物なんかでよくあるのがこれくらいの軽い炙り。

でも私はここまで焼きます。

表面が燃えはじめて細かいヒビが入るタイミングで止めます。本当に火が付いてしまったら消してください。ここまで焼けばカセットボンベの小さなバーナーでもムラがほとんど出ません。

一見、真っ黒に見えますね。

屋内用ならここから表面をタワシで流水洗いします。

(屋外用なら表面保護のため真っ黒のままのほうがいいかも)

表面の炭化した部分をこすって落としたら(力は不要です。軽くこするだけで充分落とせます)


真っ黒だった状態から色が薄くなって、年輪の部分は黒、それ以外は茶色に仕上がります。
私はこの色が大好きなんですが、お好みで調整してください。



乾かして終了。

※体や服が触る部分に使用する場合はここからさらに拭き上げてください。私は面倒なのでそのままですが……

いかがでしょうか。場合によってはステンとか塗るより簡単ですしコストもかかりません。
ただ洗うと木に曲がり、反り等が出ることはありえます。その点はご了承ください。


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