車中泊用に仕立てていたサンバーを車検に出すためにノーマルに戻しました。
この機会に作り直そうか?色々悩んでいるとき、倉庫からこんなのが。
祖母が使っていた鏡台です。少なくとも60年以上前の品かも。
鏡の部分はたぶん震災の時に割れたのかな?あの頃はとにかくゴミが多かったので本体捨て損ねてたらしい。
足がボロボロ……!
でも本体はまだ丈夫そうなので手を入れていきます!
ひどく汚れているので思い切って丸洗い!
足はすべて取り外し。乾燥させた後ウレタンかな?樹脂塗装が劣化しているのでサンダーを持ってきました。
ひたすら削ります。
天板完了!
でも1時間以上かかったので疲れた……!でもまだサイドとか結構残っています。どうしよう。
そこで、試しにいつものようにバーナーで焼いてみます!
あれ?
焼き切るつもりだったけど簡単に取れた……さっきの苦労はいったい
コゲないよう、燃えないように気をつけて軽くさっと炙ると、樹脂が「ボコッ」と膨らんで簡単に剥がせます。
ただ熱いうちに取らないとダメですね。冷めてしまうとパキパキになって取りにくい!
あと塗装の種類によってはこの方法は使えないこともあると思いますのでくれぐれも試される場合は自己責任でお願いします。
長年の化粧品臭があったので、引き出し回りも炙ります。
さて、下準備は出来ましたが色はどうしよう?
天板も合板のようなので、焼いてもうまく仕上がらなさそうですし。
別の倉庫から親父がまだ元気な頃買っていた20年モノくらいの古いオイルステインが出てきたので
塗る!塗り重ねる!
北海道民芸家具ぽい感じに仕上がったかな?
まったく余談ですが北海道の民芸家具が大好きなんですよね。北海道には良い家具メーカーさんがいくつもあり、デパートなんかで展示会やってましたので九州でも結構な数が売れていたそうです。しかし、今ではそのメーカーも多くが倒産してしまったそうです……
でも今でも飛騨産業さんみたいに頑張っているメーカーもあります!いつか小さな書斎を作る事があったら飛騨産業のビューロー欲しいなぁ。
サンバーに仮置き。
ピッタリ!
高さも床に座って丁度良い高さなので、これをベースにしてまた全体をウッディに仕上げていこうと思います。