マイナス気温のソロキャンとナイフ

とみぃ

2021年11月28日 15:39

今日はソロで阿蘇の「茶屋の原キャンプ場」へ。
ここは以前から気になっていたのですが、ようやく訪問できました。

広いし今日はお客さん少ないので、どこに設営するか悩みます。


水害で立ち入り禁止になっている手前のところまで奥に入ると誰もいなかったのでここに決定。

削れた崖と折り重なった倒木が生々しい……!



でも川沿いは大好きです。なぜか落ち着きますから。

今日のキャンプの目的は主として氷点下でのテント泊訓練(予報では-3℃)ですが、先日中華偽物ナイフを入手した流れで手持ちナイフの再検証も行います。

バンドックソロティピー1TCを設営し早速フジカハイペットをインストール。


幕が過熱することもなく、上のベンチレートと入り口を開けておけば通気も問題無さそう。


前回購入の偽BUCKナイフで野菜を切りましたが、
2021/11/20






包丁代わりに充分使えました。

ストーブで芋入り豚汁を作ります。


寒い日の汁物は良いものです。

<手持ちのナイフの再検証>
昔買ったものの使ってなかったナイフがありますが、キャンプスタイルが変わりつつある今ならどうなのか?試してみましょう。

その1


金龍刃物 RESQVIVALブッシュマスター小。
25年ぐらい前に購入。


厚みのあるブレードは日立銀紙だと聞いています。


見た目通り「ほぼ鉈」のナイフで、久しぶりに試したらパドニングはもちろん太めの枝に打ち込んでもガシガシ削れるパワーがあります。

そのぶん細かい作業はやや苦手かなー

その2 カミラス・コンバットナイフ


30年前沖縄で購入。米軍で長く使われていた1219C2……別名Ka-Bar(ケイバー)と言われるナイフで、WW2時代のモノならソコソコいいお値段しますが、これはただの中古品。
なお大文字の「KA-BAR」になるとナイフメーカーが商標登録しています。

ブレード厚みは3.5mmくらいですがバトニングにも問題無く使えます。戦闘用ですが日常用の機能も盛り込んだ設計なので、キャンプ用にも勿論良い……けど少々ブレードが長いので細かい作業にはこれも案外使いにくい気がしました。

それにパワー系のことなら鉈のほうが楽なんですよね……鋭めに研いでいるので案外細かい事にも使えたりしますし。


ということで。当面鉈と偽BUCKナイフの2本をメインにしますが、今後もRESQVIVALとカミラスも仕舞い込まずに持ち出してやろうと思います。



さて夜も更けて。ストーブを消し、先日購入した新型のモンベルシームレス ダウンハガー800 #0を試しました。

最初は良かったのですが、午前0時頃、気温0℃で寒くて目が覚めました。


あれ?#0なのにこの程度?と思ったのですが、コットを使用してたものの断熱マットを忘れていたため冷気が下から回り込んだ+まだ膨らみきっていない状態から潜り込んだ、ので能力が生かし切れていなかった様子。あわてて毛布を敷き、さらに封筒型のイスカ冬用寝袋と重ねたら暑いくらいでした。ダウンハガーに関してはまた状況を整えて再レビューいたします。


午前4時。気温マイナス3℃


幕の内側に露が付いてきたので今度はストーブで暖を取ってみます。


あっという間に幕内は暖まりましたのでシュラフは封筒型だけでいいかも?と試してみましたが、ソロティピー1TCは狭いため幕に触れる足元は冷えまくりです。ここは何らかの対策が必要ですが、それ以外は中々快適。

冬になればいくら九州でも氷点下はよくあることです。今回はいいトレーニングになりました。

でもテント内でストーブ付けたら快適すぎてもう外に出られませんね……何のためにアウトドアに出たのやら……


あなたにおススメの記事
関連記事