海外からランタンをお取り寄せ。

セカイモンを初めて使いましたが、簡単で安心！年末年始をはさみましたが落札から2週間程度で届きました。
で、今回購入したのはマイナーランプ……つまり炭鉱用ランタン、それも元祖や本家ともいえるウェールズ製「E.Thomas & Williams」タイプBと、それによく似たWEEMS & PLATH のミニヨットランプの2点。


ヨットランプのほうは正直「安いからとりあえず買っておけ！」程度のノリでした。こうしてモノが増えていくんですよね……

台湾製なのはともかく、刻印打ってるのはいいけどその勢いでへこんでますし底面も歪みあり。


傘にも歪みが。

程度はジャンクかせいぜいBランクくらい？と思いましたので値段高かったら買ってません。


しかしてっきり鉄製と思っていたタンクは磁石が付かないので本物の真鍮削り出しな様子。ずっしりとした重量感もあります。ここだけ見たら本家と区別付かないかも。

壊れていましたが網も付いていました。ちょっとびっくり。


もともと、マイナーランプは炭鉱でメタンガスを探知する機能があるのですが、その肝になるのがこの網。
「網ごしの火は温度が下がる（？）のでメタンガスを爆発させない」
という性質を利用している……らしい。
しかしながら普通コピー品には無いのですがコイツには付いています。


ちょっと整形してやったら



問題無く付きました。


しかし、オイルを入れてチェックしたらポタポタ漏れる……！
よく調べてみると火力調整棒を通すパイプから滲んでいる様子。とはいえ満タン近くまで入れたときだけで燃料を7割程度にすれば漏れないので、まぁ実用上OKにしておきます。安いので細かい事は気にしない！


そしてその棒がだらしなく下がってしまうので


コード固定具で止められるようにしました。これでタンクを脱着するときに棒が邪魔にならないのでストレスフリー！見た目は悪いですが見えないところなので実用優先です。


ピカールで軽く磨いたらいい感じに

台湾製だとか、コピーものとか、正直かなり舐めてましたがあんがい良かった！
素材の厚みや高級感は劣りますが、バリも無くネジもスムーズで工作精度だけはウェールズ製のE.Thomas & Williamsより良い位。コンパクトなボディサイズも丁度いい感じです。
（本家にもコンパクトモデルありますが、レアなので出物も少なく値段も高いのに網無しのロットもあったりします）

所有欲を満たすとか、飾るとか、他人に見せびらかすとか、そういう用途には向きませんがガンガン使うにはこれくらいのほうが気兼ねしなくていいや、と私は思います。

というか夜ランタン点灯してるときは高級品も安物もよくわかりませんしねー



今はこんな感じで先日改造した軽バンに固定しています。


改造の経緯はまた次回！