いつの間にか、ランタン……それも「灯油を使う油臭いやつ」で、なおかつ「ポンピング無しの無加圧」タイプにドハマりしている私ですが。
その中でも代表的なランタン3種が揃ったので実際のキャンプで並べてみました。
左からまず「
アドレイク レイルロードランタン」
名前の通り鉄道の線路保守等に使われていたもので、この中で一番古く、一番お高い品だったりします。
中央で真鍮輝くのは「
WEEMS & PLATH ヨットランプ」
ヨット用ですが、元になったのは炭鉱用の「マイナーランプ」で構造はまったく同じ。炭鉱用は安全性が高くヨットランプとしても使われるようになった……らしい。ちなみに安全性が評価されてマイナーランプは聖火を飛行機で運ぶ際にも使われた事があるとか。
右はハリケーンランタン「デイツ 50」
ハリケーンという名前の通り嵐のような強風下でも使えるというランタンです。この中で一番お安い価格で3,000円位だった筈。
(2,021年9月追記:いまはプレミアついて中古でも1万円超えてます……なんだかなぁ)
明るさの比較。
左からハリケーン、レイルロード、マイナーの順です。
明らかにハリケーンランタンが一番安いのに一番明るい……!
とはいえ、どれもそうたいして明るいものでは無いんですよね。
むしろ「暗さを愉しむ」のが無加圧ランタンの良いところ。
どういうことかと言いますと。
星の明かりを邪魔しません。
雰囲気を作りながら手元だけをちょっと照らします
焚き火も薪をくべるのをやめ、最後ゆっくり星を眺めながらコーヒーを飲む。至福の時間。
揺らぐ小さな炎はそんな夜に合うと思います。
もちろん、コールマンのルミエールやスノーピークのノクターンもすっごく良いんですが、バリエーションの多さが灯油ランタンのいいところ。
激シブのレイルロードランタンか?
それとも真鍮の質感も楽しめるマイナーランプ?
安くて軽くて入手しやすくて使いやすいハリケーンランタンもおすすめです。
もっとクラシックな「吊り下げランプ」やケリーランプに代表される「スタンドランプ」等を含めるとものすごい種類が!
なのであれやこれや、まだまだ欲しいランプが沢山ありすぎて困っています……