訳ありのパイプ椅子を300円で入手。こいつをキャンプで使える椅子に改造します。


座面は剥がれ、背もたれの中身もグズグズになっていました。

……こういうジャンク品、大好きです。

でも「サンケイ」というちゃんとしたメーカー製なので

パイプなんかのつくりはしっかりしています。

ちなみにオフィスファニチャーが「ちゃんとしたメーカー」製かどうかは「JOIFA」という表記があるかどうか？ですぐわかります。この表記があれば「日本オフィス家具協会」に加盟しているメーカー製なので安心。


修復方法はいろいろですが、今回は布や木の部分の状態が悪すぎるので

全部外して捨てます。



これでフレームだけになりました。


熊本地震のとき「揺れで吹っ飛ばされて」背もたれが破損したダイニングチェア


今回処分することにしたので、その前に

カット！


大雑把に切り抜いたあと削って整え、塗装します。


そしてパイプはバーナーで焼き入れ！



完成！



実はパイプの材質がクロームメッキだとばかり思ってました。メッキなら焼き切ればいい渋さになるんですよね。でも今回はステンレスだったのかな？七色に変色し、これはこれで面白い事になりました。

さきほど切り出したダイニングチェアは背もたれに。隙間ありますが座る機能には問題ありません。


座面はコンパネから切り出し。色は迷彩用のつや消しダークグリーンで塗装しています。これならまぁキャンプ場に持って行っても良いくらいの仕上がりになったかなぁ？そのうち実際に試してみましょう。

＜後日追記＞
試してみました！

テールゲートに取り付けたテーブルに丁度良い高さ。


遠目だとよくわかりませんが、近寄るといい感じ。



今回は予想外の仕上がりになりましたが、金属を焼いて古びた感じにするのが好きです。
鉄などを錆びたり劣化したように塗る「エージング塗装」という技法もありますが、私にはどうにもセンスが無いんですよね……


100均のバケツ風小物入れも


焼きます！



ここから洗って汚れを落とせば


あっという間に風合い出ます。

これはダイソーウォータージャグの水滴受けにしました。

純正の蛇口ならまず漏れることはありませんが、私は以前パッキンの無いアンティークの蛇口に改造してるので少し水滴が落ちてしまうためです。

ということで。
ウチではバーナー用のガスボンベの消費量が多めです。でも塗料代よりは安上がりかも？